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業務請負を活用するメリットは?|中宮先生によるお役立ちコラム【2025年4月号】
2025/04/08
コラム
多くの企業に共通する経営課題の一つに人手不足があります。
特に製造業、物流業での人手不足は深刻です。
その解決策として業務請負の活用があります。
企業が外部人材を活用する方法は、業務請負と人材派遣がありますが、それぞれの特徴を理解し、上手に活用しなければなりません。
一方、業務請負は、業務を丸ごと請負事業者に任せ、発注企業は業務上の指示を行うことはできません。
そのため、業務請負に向いている業務として以下の業務があげられます。
・成果物が明確に決まっている業務
製造業であれば、成果物の数量など成果に応じた料金設定が可能です。
一方、人材派遣の場合は労働時間で料金が決まるため結果としてコスト高になることがあります。
また、ライン作業の場合、一括して請負事業者に任せる必要があることから、発注企業の管理業務は大幅に軽減されます。
・繁閑差が大きく柔軟な人員配置が求められる業務
物流センターなど繁閑差の大きい業務の場合、人材派遣は労働者派遣契約で業務範囲や配置人数を定めているため、柔軟な配置転換が難しいことがあります。業務請負の場合、ある程度柔軟に配置を変更し対応することもできます。
・専門性が必要な業務
自社内で短期間での育成が困難な業務や専門性を有するチームで行う業務は、
専門性を持った請負事業者に任せることで、自社のコア業務に専念することができます。
特に製造業、物流業での人手不足は深刻です。
その解決策として業務請負の活用があります。
企業が外部人材を活用する方法は、業務請負と人材派遣がありますが、それぞれの特徴を理解し、上手に活用しなければなりません。
業務請負に向いている業務
人材派遣は、派遣先が指揮命令権を持ち、派遣社員に対して仕事の指示を直接行います。一方、業務請負は、業務を丸ごと請負事業者に任せ、発注企業は業務上の指示を行うことはできません。
そのため、業務請負に向いている業務として以下の業務があげられます。
・成果物が明確に決まっている業務
製造業であれば、成果物の数量など成果に応じた料金設定が可能です。
一方、人材派遣の場合は労働時間で料金が決まるため結果としてコスト高になることがあります。
また、ライン作業の場合、一括して請負事業者に任せる必要があることから、発注企業の管理業務は大幅に軽減されます。
・繁閑差が大きく柔軟な人員配置が求められる業務
物流センターなど繁閑差の大きい業務の場合、人材派遣は労働者派遣契約で業務範囲や配置人数を定めているため、柔軟な配置転換が難しいことがあります。業務請負の場合、ある程度柔軟に配置を変更し対応することもできます。
・専門性が必要な業務
自社内で短期間での育成が困難な業務や専門性を有するチームで行う業務は、
専門性を持った請負事業者に任せることで、自社のコア業務に専念することができます。
業務請負を活用するメリットと注意点
業務請負を活用するメリットとして、発注企業の管理業務の軽減があります。
製造ラインや倉庫管理など一括して請負事業者に任せる必要があることから、労務管理、生産管理の手間が軽減されます。
ただし、コストの削減だけを念頭に請負化することはお勧めできません。
安易な請負化は偽装請負の温床となる可能性があります。
また、品質を維持できなくなる可能性もあります。
請負化に際しては、その業務を請負う能力が十分にある企業を選択してください。
偽装請負とは?ペナルティと回避するポイント|中宮先生によるお役立ちコラム
<執筆者>
社会保険労務士法人ユアサイド
社会保険労務士 中宮伸二郎先生
2007年社会保険労務士法人ユアサイド設立。
2007年より派遣元責任者講習講師を担当し、労働者派遣や有料職業紹介などの人材サービスに詳しい。
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